長崎県社会福祉協議会会長賞
「ハイ」
作詩 志岐優樹
作曲 黒木由希
おうちに帰りますか
「ハイ」
ぼくの大切なことばは
「ハイ」
たすかるで足のマッサージ
絵本をよんでもらう
音楽をきく
反省会
そろそろおうちかな
まだかな
「おうちに帰る人」
「ハイ」
ぼくの大切なことば
「ハイ」
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長崎県地域婦人団体連絡協議会 会長賞
いつも笑顔で
作詩 熊脇幾子
作曲 岩永美佐
何も出来なくなってごめんね
迷惑ばかりかけて生きていいのかな
私は二つの人生を生きている
元気な過去と自由をなくした今
辛くて悲しい毎日が
生きる意味を見失い
心の中は雨ばかり
心の傘はやさしい手
春は桜色のやさしい手
夏はひまわり色の元気な手
秋はコスモス色の穏やかな手
冬は水仙の汚れのない手
全ての季節、私を守ってくれる
薔薇色の情熱の手
あなたの優しさで笑顔になれる
あなたの笑顔で生きる勇気をもらい
ありがとう ありがとう
私と暮らして幸せだったと心に刻んでほしい
私の笑顔いつまでも
残ってる力、笑顔で生きることが
最後のプライド
私らしく輝いて今を生きたい!
いつも側にいてあなたの優しさ感じたい
あなたの側、そこは
いつも心に花が咲いているところ
辛くて悲しいときに泣けるところ
私の好きな場所
心の傘はやさしい手
春は桜色のやさしい手
夏はひまわり色の元気な手
秋はコスモス色の穏やかな手
冬は水仙の汚れのない手
全ての季節、私を守ってくれる
薔薇色の情熱の手
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わたぼうしコンサート審査委員会賞
頑張りたいの!!
作詩 松尾ゆかり
作曲 芝敏彦
とても とても きついけど
活動所に通うのは とても楽しい
みんな みんな きついのに
活動所では 全員が 頑張ってるから
私も頑張っているよ!
とても とても 眠いけど
活動所に通ってると ひきしまる私
でも、時々 私は
がまん がまん 出来なくて…
悲鳴あげ
あがき苦しむこともあるけど…
なんとか克服したい!
だから だから 頑張るよ!
お医者様に
「君は、頑張り過ぎ少し休みなさい。」
って言われ…
だいぶ だいぶ しょげてても
活動所だけではなくて
他にもやりたいこと
そう…あるからなの…! −ホント−
みんな みんな きついのに
活動所では 全員が 頑張ってるから
私も頑張っているよ!
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長崎県知事賞
おばあちゃん
作詩 西藤由梨香
作曲 松原広実
そつぎょう式でお花をもらった。
きれいなお花。たくさんもらった。
このお花は、おばあちゃんにもあげたい。
毎日学校におばあちゃんと行った。
駅までお母さんに送ってもらった。
それから二人で島鉄で学校まで通った。
おばあちゃんは、学校で待っててくれた。
時々は学校の庭の草取りをしたりして
待っていてくれた。
おばあちゃんは、
足が痛くなって手術もしたけど、
がんばってくれた。
雨の時も、雪の時も
ずっとずっと一緒に通った。
そつぎょう!!私もおばあちゃんも
二人共そつぎょう!!
雨の時も、雪の時も
ずっとずっと一緒に通った。
そつぎょう!!私もおばあちゃんも
二人共そつぎょう!!
おばあちゃんには、大きな大きな
きれいなきれいなお花をあげる。
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長崎市長賞
希望の詩(うた)
作詩 立野雄三
作曲 上村佳史
感謝の気持ちを忘れずに
この障害と共に。
車イスに座ってる僕を
大変そうだ…なんて思ってる?
本人はそこまで考えてないんだぁ
体が不自由な僕を
可愛そうだ…なんて思ってる?
結構楽しんでるよ・この障害を
みんなが見ていない
数十センチ下の世界
可愛い子どもの笑顔
道端の小さな花
いろんな物が見えているよ
お金だってそうさ
高速料金に電車代
テーマパークまで
割り引いてくれるんだよ
この身体だからこそ
綺麗なお姉さんに
ご飯を食べさせてもらえるんだ
なぜそんなに楽しそうなんですか?って
楽しく考えないと
やっていけないからさ
誰かに手伝ってもらう
…簡単な事じゃない
相手の立場・時間、
そして気持ちがあるから
この腕や足が動けばなぁって
思う時もある
でも落ち込んでも しょうがないじゃん
それが僕なんだから
この障害と付き合いながら
僕は生きていく
希望の詩を歌いながら
僕は夢を叶えていくんだ
結婚もしたい 仕事もしたい
そして何より自分で選んだ道を
歩んでいきたい
感謝の気持ちを忘れずに
この障害と共に。
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長崎県教育長賞
せんこう花火
作詩 金澤綾華
作曲 梶原広衛
せんこう花火の丸いつぶ
オレンジに光る丸いつぶ
パチッ
みんながしずかに見つめてる
おちるな、おちるな
おちたらまけよ
プチッ プチッ プチッ プチッ
キラキラ光がちらばってる
ピカピカ光が星みたい
わたしはそれを
じっと見る
せんこう花火の丸いつぶ
オレンジに光る丸いつぶ
パチッ
みんながしずかに見つめてる
せんこう花火の丸いつぶ
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