長崎県社会福祉協議会会長賞
目をあけて
作詩 牟田まほろ
作曲 江口久美子
ほら、空を見て
ちょうちょが二匹 ひらひら
ほら、空を見て
ハーモニーが上昇してゆく
ほら、森を見て
小さな赤い実
ひっそりと心を燃やしている
ほら、足元を見て
タンポポの葉っぱの上の雨粒
ころころと笑顔がはじける
ほら、目の前を見て
わたしがいる
あなたの為にそっと私がいる
あなたの為に私がいる
ほら、遠くを見て
すべてがひらけている
くつのヒモ きゅっと結んで
一緒にゆこう
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国際ソロプチミスト長崎会長賞
あのね…あのね…
作詩 有安政敏
作曲 志田実祐
車椅子に乗って電車に乗って
ばあちゃんと三人遊びに行こう
海の綺麗に見えるあの公園に
リュックサックに弁当入れて
お茶とお菓子でパンパンさ
これじゃまるで遠足みたい
あのね…あのね…じいちゃん
あのね…あのね…ばあちゃん
うれしいな僕って2人の孫なんや
楽しいね うれしいね
顔じゅう 笑顔にかえて
いっぱい いっぱい喜んだ
あのね…あのね…じいちゃん
あのね…あのね…ばあちゃん
うれしいな僕って2人の孫なんや
ランランラン ランランラン
たのしいね
ルンルンルン ルンルンルン
うれしいね
みんなみんな ゆかいだね
車椅子に乗って電車に乗って
車椅子に乗って電車に乗って
車椅子に乗って電車に乗って
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わたぼうしコンサート審査委員会賞
ぼくの宝物 それは家族
作詩 田中健太
作曲 豊島ルリ子
ぼくの宝物 それはお父さん
大工で家を作っています
仕事から帰ってきたら
「ただいま、めし!」っていいます
ぼくとお母さんは
「ない!!」っていいます
ぼくの宝物 それはお母さん
ぼくの事を
ときどき「おじょうさん。」って呼びます
「なんでだろうー?」
ぼくの宝物 それはお兄ちゃん
ゲームセンターにつれて行ってくれます
おもちゃを いっぱい取ってくれる
お兄ちゃんの手は 魔法使いなのだ
そして 最後に ぼくに言います
「さいふの中身が すっからかーん」
ぼくの宝物 それはネコのクルミ
お父さんが帰ってきたら
迎えにいくのに
ぼくの時には 「はやく行けよ」って
車が動くまで 黙って見てます
「変なネコ!」
これが ぼくの宝物の 家族です
ぼくは
お父さんとお母さんの子供でよかった
ぼくは
お兄ちゃんの弟でよかった
ぼくは
お父さんとお母さんとお兄ちゃんの
宝物だと思ってもいいですか?
ぼくの家族は 宝物 バンザイ!!
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長崎県知事賞
あやとり
作詩 東原理加
作曲 小畑憲一郎
小さな手で
覚え立てのあやとりをしている。
「ママ、次 出来る?」
左の指を開きながら
毛糸をつまむ私を見て
「ママいいよ、ちょっと無理ね。
左が『グー』けん出来んもんね。」
出来ない私に怒りもしないで、
あなたは「もう一回!」と微笑んだ。
私の指に毛糸をかけて形を作っている。
「ママ、指立てられる?」
左の指を立てながら
毛糸をつまむ私を見て
「ママいいよ、やっぱり無理ね。
左が『グー』けん出来んもんね。」
動かない指に怒りもしないで、
あなたは「あやとり」を諦めた。
一緒に出来なくてごめんなさいね。
いつも我慢させてごめんなさいね。
一緒に出来ないことがたくさんあっても
あなたは
『いいよ。いいよ。』と言ってくれる。
『いいよ。いいよ。』と許してくれる。
一緒に出来ない悔しさは
あなたの『いいよ。』で救われてきた。
『我慢すること』と『人を許すこと』
あなたの心に育っている。
5歳のあなたは
こんなにも成長している。
いろんなことを学んでいる。
たった1本のあやとりで…
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長崎市長賞
外へ出ようよ
作詩 立花春美
作曲 小M新二
1.ベッドの生活(くらし)
つらくは ないですか
私も 少しは 不自由してるけれど
だけど まだ私は 歩けます
私と青い空を 見に行きませんか
私と一緒に 外へ出ましょうよ
2.ジュース飲むのは
つらくはないですか
私も 少しは 不自由してるけれど
私が あなたの手になりますよ
私と一緒に おいしいジュースを
外で 飲んでは みませんか
3.あなたは この町を
知っていますか
私も 少しは 不自由してるけれど
あなたの車を おすことできますよ
私と一緒に この町を
散歩をしてはみませんか
私と一緒に この町を
散歩をしてはみませんか
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長崎県教育長賞
生きてる意味
作詩 一瀬和儀
作曲 松尾良子
ふいに思うことがある
僕って本当に生きてて良いんだろうか
手足は動かない いう事をきかない
みんなに迷惑ばかりかけていて
ココにいてもいいの?
そういう時もう一人の僕が
答えるんだ
大丈夫!
君は必要なんだよ
そこにいるだけで
誰かの役にたってるんだから
何もしなくったって
みんなの役にたってるんだよ
君がいなくなったら
大きな心のリングが壊れてしまうから
元気に明るくユックリ行こうよ
って
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