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subtitle 2011


subtitle staff
わたぼうしコンサートは、趣旨に賛同された人の手により創られていくコンサートです。
それぞれの人の思いや出来ることを一つ一つ積み重ねて出来上がります。
あなたの得意分野、あなたの思いをこのコンサートに活かしてみませんか?

さらに詳しく→スタッフ募集

subtitle contact
わたぼうしコンサート実行委員会
(長崎わたぼうしの会)

〒850-0054
長崎市上町1-35 NBC長崎放送内
TEL/FAX.095-826-0221

常駐の事務員はいません。
留守録対応の場合があります。
折り返しご連絡しますので、
お名前・ご連絡先の録音をお願いいたします。

事務局長 吉田光浩

mail.watanaga@watanaga.com


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★ 各年のパンフレットをクリックすると、その年の入選詩をご覧頂けます。★


subtitle winning2003
cover2003
わたぼうし大賞

長崎県教育委員会教育長賞

20歳

作詩 蒲原千春
作曲 川内沙希

私が生まれた日は とても慌ただしかった。
父も母も 悲しみ 涙した。
その命は とても小さく 壊れそうだった。
それでも どうにか 20年
かれこれ なんとか 20年
2003年12月1日 もう20歳
今までみんなありがとう
これからも どうぞ よろしく!

私が生まれた日は とても慌ただしかった。
父も母も 苦しみ 涙した。
その命は とても強く 呼吸(いき)をしていた。
どうにか こうにか 20年
なんとか つないだ 20年
2003年12月1日 もう20歳
今まで家族ありがとう
これからも どうぞ よろしく!!
長崎県社会福祉協議会会長賞


私のひみつ

作詩 加勢田純子
作曲 坂本武行

廊下にお日さま
今日もぽかぽか気もちいいな
ぞうきん持って、廊下にすわって
ひなたぼっこ
ぽかぽかぽかぽかあったかい
ぞうきん片手にひと眠り

「あら、純ちゃん
おそうじがんばりよるね。」
「うん」

でもね、ちがうよホントは
おひるねよ

でもね、ちがうよホントは
おひるねよ

でもね、ちがうよホントは
おひるねよ
長崎県地域婦人団体連絡協議会
会長賞


まっすぐ元気

作詩 林田久美
作曲 川内沙希

知ってる人にも知らない人にも
たずねてあるく
まっすぐあるく
「元気? 元気?」
今日もあしたもあさっても
たずねてあるく
どんどんあるく
「元気? 元気?」

「あたしは元気よ。あたしは元気よ。」

知ってる人にも知らない人にも
「こんちは元気よ! こんちは元気よ!」
笑顔であいさつ まっすぐあいさつ

今日もあしたもあさっても
久美は元気にどんどん進む
国際ソロプチミスト長崎会長賞


毛布は、お母さん

作詩 大塚砂枝子
作曲 小M新二

毛布は、お母さんだ。
お母さんに包まれて眠る
あたたかい、お母さん、愛情たっぷり
『ゆっくり、お休みなさい』と
まるで声をかけてくれてるみたい。
寒い夜も、お母さんは、包んでくれる。
本当のお母さんは、もういないけど、
毛布が、お母さんを思い出す。
いつまでも、私を包んでいて、お母さん

悲しい時、さびしい時
私を、はげましてくれてるような
不思議なあたたかさに包まれて
今日も、帰ったら、毛布に包まれ、
優しいお母さんを思い出す。
いつまでも、私を包んでいてお母さん。
わたぼうしコンサート審査委員会賞


自分を続けたい

作詩 浜崎俊明
作曲 小畑憲一郎

年齢(とし)を重ねるたびに
僕の身体が変化してる事に気づく
たとえば
寝転がって靴をはく
左足だけで車椅子を動かす
変わっていく身体に
涙 流した時もある
だけど
僕は自分を続けたい
頑張れと
頑張れと心で言い聞かせながら

年齢(とし)を重ねるたびに
人の助けのありがたみが身にしみる
たとえば
着替えを手伝ってもらう
緊張の薬を出してもらう
変わっていく身体に
涙 流した時もある
だけど
僕は自分を続けたい
ありがとうの言葉を言い過ぎても

だけど
僕は自分を続けたい
頑張れと
頑張れと心で言い聞かせながら
長崎県知事賞


ビジョン

作詩 池田武
作曲 本嶋裕幸

僕の頭というか心の中は
ナイトビジョンのように何でもすぐ視える
想像したもんだって
映画のシーンだって
本を読んでても
僕の画面に映るんだよ
ラジオのスタジオの様子も
何となくわかるよ
こんな特別な画面を持ってるんだ
有線や衛星 デジタルよりすごいぞ
そんなもんじゃ体験できない
チャンネルはだから
その場その場で替わる優れもの
この画面は絶対
どんな電化製品にも負けない
何度か行った所の地図まで出てくるよ
カーナビには負けるけど
僕にとっちゃ優れもの

僕の頭というか心の中は
ナイトビジョンのように何でもすぐ視える
想像したもんだって
映画のシーンだって
本を読んでても
僕の画面に映るんだよ
ラジオのスタジオの様子も
何となくわかるよ
こんな特別な画面を持ってるんだ
有線や衛星 デジタルよりすごいぞ
そんなもんじゃ体験できない

チャンネルはだから
その場その場で替わる優れもの
この画面は絶対
どんな電化製品にも負けない
何度か行った所の地図まで出てくるよ
GPSには負けるけど
僕にとっちゃ優れもの
長崎市長賞


ありがとう…ありがとう…

作詩 有安政敏
作曲 河内愛

1.赤い自転車にのって
 ちょっとわんぱくな子が
 今日も僕ん家かけてきたよ
 「じいちゃん、じいちゃん、
 散歩に行こか?
 ぼく、車椅子 押せるんやけど
 どっか近くの 公園行こか?」
 座ったまんまの僕に
 いつも いつも お前は優しい
 ありがとう…ありがとう…
 じいちゃんの孫に 生まれてくれて

2.赤いTシャツを着て
 ちょっとおしゃべりな子が
 今日も僕ん家かけてきたよ
 「じいちゃん じいちゃん
 お話し聞いて!
 今日、学校でね ぼく、がんばったよ
 漢字プリント 100点取ったよ」
 座ったまんまの僕に
 わらう わらう お前が愛しい
 ありがとう…ありがとう…
 じいちゃんの家に 生まれてくれて

10年前に倒れた日から
僕は毎日毎日 座ったまま
どうしようもないハンディー
生きるのが辛くて 辛くて
なぜか なぜか涙が流れた
でも神様のプレゼント
天使のような 子達をくれた
愛と 優しさと 微笑みくれた
ありがとう…ありがとう…

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